「エフォートレス思考」

エフォートレス思考

努力を最小化して成果を最大化する

 

前著「エッセンシャル思考」の第2弾

 

やる気はあるのに、やることが多すぎて八方ふさがりになっている方へ

 

前著「エッセンシャル思考」は「何を」やるかであったのに対し、

本著「エフォートレス思考」は「どのように」やるかを説明している。

 

精神論で頑張ることは、相手(上司・組織)のためにはなっても、

決して自分のためにはならない。

 

「エフォートレス思考」によって、

働き方や生き方を改善することができるかもしれない。

 

目次

Prologue エフォートレス思考とは

PART1 エフォートレスな精神

第1章 頑張れば成果が出るとはかぎらない

第2章 「我慢」を「楽しい」に変える

第3章 頭の中の不用品を手放す

第4章 「休み」で脳をリセットする

第5章 今、この瞬間にフォーカスする

 

PART2 エフォートレスな行動

第6章 ゴールを明確にイメージする

第7章 はじめの一歩を身軽に踏みだす

第8章 手順を限界まで減らす

第9章 よい失敗を積み重ねる

第10章 早く着くために、ゆっくり進む

 

PART3 エフォートレスのしくみ化

第11章 一生モノの知識を身につける

第12章 いちばんシンプルに伝える

第13章 勝手に回る「しくみ」をつくる

第14章 不信のコストを削減する

第15章 問題が起こる前に解決する

 

 

 

 

菅内閣発足 メディアは早速批判報道?

菅内閣が発足した。

 

党役員人事、閣僚人事も固まりいよいよ本格的にスタートすることになる。

 

緊急の世論調査では内閣支持率はおおむね60パーセント前後である。

 

私としては、まだ発足したばかりなので

「評価のしようがない」というのが現時点の評価である。

 

しかし、一部メディアではすでに批判報道がなされ、

きんぴらごぼう内閣」だの「はんぺん内閣」だのと、

コメンテーターが好き勝手に評論している。

 

内閣発足1日目にして批判的な報道をするメディアに対しては、

何をもって、批判的な意見を導いているのかをぜひ教えてほしい。

内閣の顔ぶれだけで判断しているとすれば、あまりに短絡的であり、

井戸端会議レベルの評価方法と言わざるを得ない。

 

見た目ではなく、結果で評価したいものである。

 

 

 

 

 

 

菅新総裁誕生 入閣待機組の処遇は

自民党総裁に菅氏が就任しました。

7年もの間、官房長官として首相を支えてきた中で、

菅氏にとっては最高の結果となったわけです。

 

 

次の関心事は人事と総選挙の時期です。

 

 

人事について、いつも話題になるのが、

衆院選当選5,6回(参議院は当選3回)の入閣待機組の処遇です。

 

首相にとって、待機組の入閣はリスクが大きいだけでメリットは少ないでしょう。

一番のデメリットはスキャンダルが明るみになることです。

また、答弁が下手だったり、官僚を管理する能力が乏しかったりすると、

メディアが一斉に取り上げ、支持率が低下し、国会運営にも支障がでます。

 

しかし、党内の安定的な運営には待機組を入閣させることは重要です。

まず、若手の自民党員の党への忠誠が維持できます。

自民党についていけばいつかは先輩議員のように大臣になれると考えるからです。

 

また、派閥の親分にとっても、自派の待機組を入閣させることで、

派閥の影響力を誇示することができ、

親分への忠誠を維持させることができます。

 

結局は、世論と党内力学のバランスを考慮した組閣が行われるわけです。